
畑のお隣さんご夫婦に秋ミョウガをたくさん掘らせていただきました。
先端の芽だけちょこっと土から出ていて、少し掘るとぽこっと採れます。宝物を掘り出すみたいで楽しい!🥰
綺麗な淡いピンク色と爽やかな香り。秋のおとづれを感じます。🍁
私はミョウガが大好きで、夏の間は薬味として何にでも、蕎麦やうどん、ソーメン、パスタにと大活躍!味噌に漬けて、おにぎりに塗って焼きおにぎりにしても美味しいです!
香りを味わうって、心の贅沢ですね!今日は私のお気に入りの、どれも簡単にできて、季節の香りをたっぷり楽しめるレシピをご紹介します♪
ミョウガの豆知識
- ミョウガはショウガ科の多年草で、日本を中心に東アジアで親しまれている香味野菜です。
- 食用にするのは、「花穂(かすい)」と呼ばれる 花のつぼみ部分 や、若芽(ミョウガタケ)です。
名前の由来
- 「茗荷」の語源は仏教由来とも言われています。
- 「名前(名号)を荷(にな)う」=「仏の名前を背負う」という意味があり、ミョウガを食べると「物忘れをする」と言われるようになったという説も。
ミョウガを食べると物忘れする?
- よく「ミョウガを食べると物忘れする」と言いますが、科学的な根拠はありません!
- むしろ、血行を良くし、消化を助ける成分(α-ピネンなど)が含まれており、健康には◎。
ミョウガの保存方法
- 生のまま冷蔵庫で保存する場合は、湿らせたキッチンペーパーに包んでジップロックで。
- 長持ちさせたいときは、刻んで冷凍保存も可能。
旬の時期
- 一番おいしいのは 夏~初秋(7〜10月)。秋ミョウガの収穫時期は9月〜10月頃です。
- 夏の暑さで食欲が落ちた時にも、ミョウガの爽やかな香りが食欲を刺激してくれます。
ミョウガの食べ方
- 薬味として:そうめん、冷奴、味噌汁、天ぷらなどに。
- 漬物や酢漬けにすると色も美しく、お弁当にも◎。
東洋医学の視点から
- 身体を冷やす作用があるとされ、熱がこもった夏の身体にぴったりの食材。
- 気の巡りをよくし、気分をリフレッシュさせるとも言われています。
ミョウガのレシピ
ミョウガの塩漬け

ミョウガは塩漬けにすることで、爽やかな香りを保ちつつ長期保存が可能になります。ご飯のお供や、冷奴・素麺の薬味にも便利ですよ。
材料(作りやすい分量)
- ミョウガ:10個程度
- 粗塩(または天然塩):大さじ1~1.5(ミョウガの重さの2~3%程度が目安)
作り方
- ミョウガの下処理:
- ミョウガは軽く洗って汚れを落とし、水気をしっかり拭き取る。
- 根元の茶色い部分があれば切り落とす。
- 縦半分に切るか、そのままでもOK(切った方が味が染みやすい)。
- 塩をまぶす:
- 清潔なボウルにミョウガを入れ、塩をまんべんなくまぶす。
- 軽く手で揉み込むようにして塩をなじませる。
- 漬け込む:
- 保存容器に入れ、ふたをして冷蔵庫で保存。
- 1日~2日でしんなりして水分が出てきます。
- 冷蔵で約1年保存可能。
必要に応じて「塩抜き(10分ほど水にさらす)」して使ってくださいね。
ミョウガの炊き込みごはん

秋の季節にぴったりの、秋ミョウガの香りが爽やかに香る、優しい味の炊き込みご飯です🍁
冷めても美味しいので、おにぎりにもぴったり!
材料(2合分)
- 米:2合
- ミョウガ:3~4個(細切り)
- 油揚げ:1枚(みじん切り)
- だし:300ml
- 醤油:大さじ1
- みりん:大さじ1
- 酒:大さじ1
- 塩:ひとつまみ(味を調える程度)
作り方
- 米をとぐ:
米をといで30分ほど浸水させ、ざるに上げて水を切っておく。 - 材料の準備:
- ミョウガは縦半分に切ってから、繊維に沿って細切りにする。
- 油揚げはみじん切りにする。
- 炊飯器にセット:
- 炊飯器の内釜に米を入れ、だし・醤油・みりん・酒・塩を加えて混ぜる。
- その後、水を加えて2合の目盛りまでに調整。
- 油揚げ、ミョウガを上にのせて(混ぜずに)、通常通り炊飯。
- 蒸らして仕上げ:
- 炊き上がったら10分ほど蒸らし、全体をふんわり混ぜて完成。
きゅうりとわかめの酢の物

しらすをトッピングしてもGood!✨
【材料(2~3人分)】
きゅうり:1本
生わかめ:適量
ミョウガ:1本
ポン酢:適量
【作り方】
1.わかめをよく洗って水気を切り、食べやすく切ります。
2.きゅうりは洗って、薄い輪切りにします。塩少々をふり、10分ほど置いてから水気を絞ります。
3.ミョウガを洗って輪切りか千切りにします。
4.きゅうりとわかめ、ミョウガをボウルに入れ、ポン酢をかけて全体に味がなじむように軽く和えます。
5.食べる直前まで、冷蔵庫で10~15分冷やし、注ぎわけて完成です。
鶏となすとミョウガの味噌炒め

ご飯が進む一品です!ご飯に乗せて丼風にするのもおすすめですよ!
材料(2人分)
- 鶏もも肉:200g(一口大に切る)
- ナス:2本(輪切り)
- しめじ:半パック
- ミョウガ:3個(縦半分に切る)
- 米油:大さじ1
- ごま油:小さじ1(仕上げ用)
★味噌だれ(混ぜておく)
- 味噌:大さじ1と1/2
- みりん:大さじ1
- 酒:大さじ1
- 醤油:小さじ1
- 砂糖:小さじ1
- おろし生姜:小さじ1
作り方
- 下準備:
- 鶏もも肉は余分な脂を取り、一口大に切る。
- ナスは切ったあと、塩水に5分ほどさらしてアクを抜き、水気をしっかり切る。しめじは石づきをとっておく。
- ミョウガは食べる直前に切ると香りが良い。
- 炒める:
- フライパンに米油を熱し、中火で鶏肉を皮目から焼く。両面に焼き色がつくまでしっかり焼く。
- 鶏肉に火が通ってきたらナスを加え、ナスがしんなりするまで炒める。
- 味付け:
- 混ぜておいた★味噌だれを加え、全体によく絡めるように炒める。
- 最後にミョウガを加え、さっと炒めたら火を止め、ごま油を回しかける。
まとめ
いかがでしたか?最後まで読んでくださってありがとうございました!!✨
旬のミョウガを、是非色々試してみてください!
あなたの楽しみ方も是非教えてくださいね♪
このブログでは、「旬の食材を、旬のうちにめいっぱい楽しみたい!」という、
ちょっと欲張りな私の「マスト料理」や「マストおやつ」をご紹介していきます🍴💕
よかったら、ごはん作りやおやつ作りの参考にしていただけたら嬉しいです☺️
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